タテ
2005年 10月 23日
↑マイ爪
なかなか、お稽古にいけなかったのですが、大学の邦楽サークルの定期演奏会に
何人かで1曲演奏することになりました。
「出ることになりました。」
というより、「出ませんか?」というお誘いがあったので、受けてしまったのですが、
今日の合同練習に行って大変なことに気がつきました。
他の社中はよくわかりませんが、うちの社中では、何人かで合奏をする場合、
並び順に暗黙のルールがあります。
それは
「入った順に前から並ぶ」
ということです。
(社中:詩歌・邦楽などで同門の仲間。また、同じ結社の仲間。)
なので、どんなにうまい人が後輩にいても、後輩は後ろなんです。
(たぶん演奏会のレベルによって変わるのですが、今回は発表会レベルなのでこのルール)
で、私がいつもこのような演奏会に出演するときは、必ず先輩方がいるので、いつも後ろのほうで弾いていればよかったのですが、今回集まったメンバーを見てみたら、箏では私が一番先輩だったのです。
私より先輩の方々は全員お三味線に回ってしまったので、私がタテ(一番前に座るひと)になることに。。。
しかも、私はお稽古はのんびりマイペースなので進みが遅いんですが、演奏会経験も豊富な私よりうまい後輩がうしろ。
「タテ」はオーケストラとか、吹奏楽のパートリーダーみたいなものです。
(ちょっと違うかな^^;)
邦楽の演奏の場合、指揮者はいないので、「タテ」の人が合図を出して演奏を始めます。
お三味線にも「タテ」の方がいて、大先輩ですから、先輩がその合図を出すのかなと思っていましたが、メンバーからの見やすさから私になってしまいました。
責任重大です。しかも、タテも初めてだし、ましてや合図を出すのもはじめて(>_<;)
行きは軽い気持ちでしたが、帰り道はこれは、必死に練習しないとやばいかも。
と青くなってました。
by kitokitten
| 2005-10-23 23:46
| 箏